読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

gan-log

地方中学理科教師/アクティブ・ラーニング/『学び合い』/アドラー心理学/コーチング/

お客様=生徒?教師?

修学旅行2日目の午前中に、ものづくり体験の引率をした。東京の下町で金属加工を請け負っている小さな企業を訪問させていただき、業務内容の説明や工場見学の後、実際に金属の製品づくりに取り組むという内容であった。従業員は30~40名程度の小規模な…

修学旅行を終えて

修学旅行は2年連続の引率となった。去年は初めての全体総括として、企画の段階から中心的に関わってきたが、今年は昨年度から企画を温めてこられた別の先生が全体総括を務められ、私はその先生をサポートする担任の1人としての引率となった。その全体総括…

細胞分裂の観察

毎年恒例、3年生の細胞分裂の観察。ここ何年かうまく観察できないことが多かったが、今年は教科書の写真のような細胞分裂の様子がバッチリ見えた。しかもうまく写真も撮れて嬉しくなったのでブログに載せておこう。 ネギの種子から出た根(蒔いてから5日目…

附属中教育研究集会

金曜日は地元国立大学の教育学部附属中学校の教育研究集会に参加。午前中2時間の参観授業に加えて、午後は分科会&シンポジウム。途中に全校音楽の練習や生徒会等の発表など、生徒主体の活動の様子も見せていただいた。数年前に1泊2日で京都教育大学附属…

『学び合い』授業を参観していただいて

先月は自分が大阪まで馳せ参じて『学び合い』の授業参観をさせてもらったが、今回は自分の授業を日頃お世話になっている大学の先生や学生・院生の方々に参観していただいた。 内容は3年生の小単元「生物の成長と生殖」の1時間目。次時のタマネギの細胞分裂…

大阪『学び合い』SORAの会2回目

3月に引き続き、大阪SORAの会に参加させていただいた。これまで県外の会に参加したのは比較的時間に余裕のある冬季ばかりだったので、部活や行事がハイシーズンのこの時期に参加するというのはなかなか厳しかったのだが、無理を押して参加して良かった。 講…

人を動かす=ペナルティを与える?

今年度は主な校務分掌の1つとして、前期生徒会の担当をしている。その活動の一環として、スマホなどの通信機器を夜遅くまで使用することで生活リズムが乱れがちな生徒の割合を減らすため、全校に呼びかけを行うこととなり、今はその提案内容を協議している…

『学び合い』を紹介させていただいて

県内小・中学校の理科の先生方の私的な勉強会で、『学び合い』について紹介させていただく機会に恵まれた。普段の授業で使っている学習シートやワークシートをお見せして、授業の流れをザッと説明させていただいた。参加されている先生方は、それぞれの手法…

教科書に載っている実験=悪?

理科の先生の中には、教科書に載っている実験に対して否定的な方々がいる(中には極端なほど毛嫌いする方もたまにいらっしゃる)。確かに、中にはなかなかうまくいかないような実験があったり、こっちの実験の方がやりやすいのにな、と思ったりすることは結…

『学び合い』授業を参観させていただいて

日曜日の夜に京都で私用があったので、思い切って月曜日に年休をいただき、関西圏で『学び合い』を実践されている先生の授業を参観させていただいた。個人的に授業参観をお願いするのは初めてで、軽い気持ちでその先生と連絡を取らせていただいたのだが、先…

何のためにスケッチをするのか

1年生のこの時期の植物の単元では、スケッチの活動が多い。つい最近「葉・茎・根のつくりのはたらき」の小単元に入ったが、まずは葉のつくりを調べるため、オオカナダモやツユクサの表皮を顕微鏡で観察し、スケッチをするところから始まる。 これまでの一斉…

ホワイトボード自由化

アクティブ・ラーニングとグループ学習、そしてホワイトボードの親和性は高い。公開授業とか研究授業を参観すると、ホワイトボードが登場する頻度が非常に多い(大抵授業の後半)。最後に班の枚数分のホワイトボードが黒板にズラッと貼られた壮観な風景から…

「思い出の1曲」

5月発行のPTAの広報誌に掲載される、職員紹介の原稿依頼が来た。名前や役職に加え、今年は「思い出の1曲」と、それに付随するエピソードがテーマだった(昨年度は確か「憧れの人物」だった気がする)。 生徒や保護者が誰も知らないようなマニアックな曲…

最初の1ヶ月を終えて

早くも4月が終わろうとしている。授業が始まって3週間が経ち、担任クラスを含め、各学級の表情が少しずつ見えてきた。 担任クラスは、予想に反して非常に落ち着いている。活発な男子によくいるような、教師の言葉に素速く大声で反応する生徒がいない。これ…

「2020年の大学入試問題」石川一郎

2020年の大学入試問題 (講談社現代新書) 作者: 石川一郎 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2016/02/17 メディア: 新書 この商品を含むブログ (2件) を見る 3月のSORAの会で兵庫のM先生から紹介いただいた1冊。運良く図書館の新刊コーナーで発見した。 先…

「アクティブ・ラーニングを実現する! 『学び合い』道徳授業プラン」西川純、松下行則

アクティブ・ラーニングを実現する! 『学び合い』道徳授業プラン 作者: 西川純,松下行則 出版社/メーカー: 明治図書出版 発売日: 2016/04/21 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 昨年度は「理科のALLアクティブ・ラーニング化」についての端緒をつ…

複数時間用課題設定のススメ

本格的に授業が始まって1週間が経った。去年の反省を踏まえ、今年度は『学び合い』授業を実践していくにあたって、ソフト面(語り)でもハード面(システム)でも入念に準備をして臨んでいる。 ハード面で今年新しく導入したのが「学習シート」。3~8時間…

クラス=家族、部活動=?

学校現場ではよく、クラス=家族に例えられる。あらゆる教育活動の基本単位として、1人1人の居場所があることが必要であったり、またそれぞれに役割が与えられていたり、確かに家族という表現は言い得て妙であると感じる。 では一方で、部活動は何に例えら…

授業開きでの語り

今年は新学期が水曜日から始まったため、第1週がちょうど「黄金の3日間」。「飛び入り担任」に対して初日は様子見から始まった我がクラスも、教師ー生徒間の縦糸と生徒ー生徒間横糸が徐々に構築されてきて、わずか3日間ながらも少しずつチームとしてのま…

学級目標掲示物作り

新学期2日目は1時間目から6時間目まで学級活動6連発(途中に全校集会や学年集会は入るが)。ルールの確認から係・委員会や学級目標に至るまでの決め事などが目白押しで、担任がヘトヘトになる1日。しかし、さすが3年生だけあって、こちらの予想をはる…

『学び合い』的学級開き

平成28年度の初授業日。今年度は昨年度に引き続き3年生担任を仰せつかった。しかし、新3年生とは過去2年間授業を受け持ったことは1クラスもなく、せいぜい部活で10数人と付き合いがある程度。しかも自分以外の担任は昨年度からの持ち上がりというア…

ブレないところ、ブレるところ

明日から平成28年度が始まる(Twitterやブログを眺めていると5日からスタートするという声が多いような気がする…我が地域は例外的なのか?)。今年で教職10年目になるが、何年目になってもこの時期は何とも言えない緊張感に襲われる。3月に3年間持ち…

自主性・主体性v.s.ルール・システム

1年が終わり、新年度が少しずつ始まろうとしている時期である。3年間持ち上がった子どもたちを卒業させたので、次年度はどのような立場になるにせよ、4月からは新しい環境でスタートしなければならない。 この3月下旬は、まだ4月からの身の置き場が固ま…

「幸せになる勇気」岸見一郎、古賀史健

幸せになる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教えII 作者: 岸見一郎,古賀史健 出版社/メーカー: ダイヤモンド社 発売日: 2016/02/26 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (4件) を見る ベストセラーとなった「嫌われる勇気」の続編。…

堆積岩

6種類の堆積岩を覚える、言ってしまえばそれだけの授業。あっさり終わるかと思いきや、それぞれの堆積岩に実際に触れながらじっくり学んでいた。昔の教科書は堆積岩→化石の順番だったはずなのに、今は逆だ。堆積岩は化石に比べると地味だし、思考の流れ的に…

地層や化石からわかること

ここも生徒にとっては「とにかく化石の名前を覚えないといけないところ」という認識で終わらせるのではなく、示相化石と示準化石とは何か?どんな化石が示相化石や示準化石になるのか?に重きを置いた課題になるよう心がけた。 課題は以下の通り。 示相化石…

地層のでき方

いよいよ最後の小単元・地層。この辺りは小学校でかなり時間をかけてやっているらしく、復習的な要素も強い。覚える用語が多いところなので、生徒にとっては「とにかく覚えりゃ何とかなるんでしょ」となりそうなところだが、実験や実物を扱いながら「なぜそ…

大阪『学び合い』SORAの会に参加して

1月の群馬のセミナーに引き続き、今回は大阪へ。北陸新幹線を使って片道4時間以上かかった群馬に比べ、大阪は気軽にホイッと行ける感じ。さらに会場が枚方で、京都に縁がある身にとっては懐かしの京阪沿線ということもあり、自分は関西圏の人間であること…

地震はなぜ起こるのか

卒業式の週で慌ただしかったが、当然1年生の授業はまだ残っているのでラストスパート。いよいよ地震も終わり。課題は以下の通り。 ワークの該当ページを理解する(納得する)。 前半は一斉授業形式で進め、後半ワークで理解することを課題とした。 先日の公…

卒業式を終えて

卒業式が終わってからというもの、出張やら会議やら書類やら帳簿やらに追われ、やっと少し落ち着いた。卒業式後の方が忙しかったようにも思う。 3年間持ち上がりで担任をさせてもらった卒業生を、先日無事送り出すことができた。3年間も一緒に過ごすと、日…

「教師が20代で身につけたい24のこと」堀裕嗣

教師が20代で身につけたい24のこと 作者: 堀裕嗣 出版社/メーカー: 明治図書出版 発売日: 2016/01/28 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 堀先生の新刊。「20代」「30代」「40代」と三部作になっている。1冊にまとめてくれたら安いのになーと思い…

卒業式までの数日間

公立高校の入試と合格発表の週が終わり、残すは週明けの卒業式のみとなった。 入試が終わってからの中学校生活は、生徒にとっては「蛇足」とも感じるものらしい。確かに教科の授業は全て終わり、専ら卒業式の練習ばかりである(後は球技大会などのお楽しみイ…

「部活動内委員会」始動

taguchizuさんのブログ&大阪の杉本先生のブログに影響を受け、「部活動内委員会」を始めてみた。これまでも自主的・主体的な「アクティブ・ラーニング部活動版」みたいなのを目指してきたが、組織だったものがないと「君たちに任せるよ=放任」に近い状態に…

「生存教室 ディストピアを生き抜くために」内田樹・光岡英稔

生存教室 ディストピアを生き抜くために (集英社新書) 作者: 内田樹,光岡英稔 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2016/01/15 メディア: 新書 この商品を含むブログ (1件) を見る マンガ「暗殺教室」を下敷きにした、教育論・師弟論についての対談本。マンガに…

テニスコートラインテープ貼り替え作業

12月に全て剥がしたテニスコートのラインテープ。一冬寝かせて、遂に新品のテープを貼った。 貼るときの目安として、目印となるように角部にはビニール紐をつけた釘を打っておいたので、割合早く終わるかと思っていたが、真っ直ぐに貼るのが案外難しい。真…

学級経営のゴールとは何か

3月に入った。今年は卒業学年の担任なので、最後の日まで約10日程。 ここ数年、この時期になると「学級経営のゴールとは何なのだろう?」とよく考えている。最後の日に子どもたちが涙に暮れ、「4月からも先生がいい~」などと言いながら担任に擦り寄って…

地震の計算

厄介な地震の計算の問題演習。課題は以下の通り。 地震の計算プリントに取り組み、授業のラスト5分で行う小テスト(数字を変えたもの)で、全員が合格する。 グラフからP波とS波の速さを求めて地震発生時刻を求めたりすると同時に、初期微動継続時間と震…

地震のゆれの広がり

教科書を使った作図が中心の授業。ただ作図だけだとあっさり終わってしまうと思ったので、波の速さを求める問題を入れてみた。課題は以下の通り。 教科書の実習を行う。 地図中の◎は震央から200km離れている。これを利用して、ゆれはじめを伝える波(P波)…

地震のゆれの伝わり方

テストが明け、地震の単元に入った。本時は地震の導入部ということで、過去の地震に関する映像を見せたかったのと、今後学習を進めていくための基本用語をおさえることに重きを置きたかったので、半分以上の時間は久しぶりに講義を行った。よって課題は以下…

「理科だからできる本当の『言語活動』」西川純

理科だからできる本当の「言語活動」 作者: 西川純 出版社/メーカー: 東洋館出版社 発売日: 2014/03/21 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 1月の『学び合い』セミナーin群馬で紹介されていたので早速購入。「理科だから~」と銘打たれてはいるが…

自己モニター式面接練習

入試に向けての面接練習の真っ最中である。生徒たちは日替わりでいろんな先生方に面接を見てもらうので、私が担当する時間は「ちょっと変わったこと」に取り組んでいる。 方法は簡単。 1人ずつ面接の基本的な流れを実際に行い(質問も基本事項のみ)、その…

理科室を「研究室」に

先日読んだ苫野一徳氏の「教育の力」の中で、ジョン・デューイがシカゴ実験室学校の実践にふさわしい机や椅子を探したが、結局自分が求めるものを何一つ手に入れることができなかった、というエピソードが載っている。その店主が言った、「ここにあるものは…

炭素の循環

分解者の役割を踏まえ、生態系の中での有機物・無機物としての炭素の循環を理解する授業。そろそろ3年生も全ての単元を終えようとしている。 「生産者」「消費者」「分解者」の特徴と役割についてまとめる。 生態系の図の中に、有機物として炭素の流れを赤…

「教育の力」苫野一徳

教育の力 (講談社現代新書) 作者: 苫野一徳 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2014/03/19 メディア: 新書 この商品を含むブログ (10件) を見る 日々拝読している高瀬浩之先生のブログで紹介されていて、「そういえば図書館で見かけたような…」と思い出したの…

火山活動と岩石

火山の最後の授業。駆け足で3時間で終えることとなった。大がかりな実験が少ないと、『学び合い』は結構サクサク進む。課題は以下の通り。 斑状組織と等粒状組織の違いについて、実物を見てスケッチを行い、「石基」「斑晶」という言葉を使いながら自分の言…

火山が生み出すもの

鉱物の特徴を理解し、実際に観察する授業。課題は以下の通り。 火山噴出物にはどのようなものがあるか、表にまとめる。 鉱物の特徴についてまとめ、石英と長石の違いについて、実物を使いながら自分の言葉で3人に説明して、納得してもらえたらサインをもら…

火山の形

1年生もやっと最後の大単元。先日噴火した桜島の映像を見せたり、火山の概要についてサラッと説明した後、課題に入った。課題は以下の通り。 雲仙普賢岳と三原山の噴火の映像を参考にして、2つの火山の「色」「噴火のようす」「形」の違いを表にまとめる。…

生態系とは

いよいよ3年生は最後の大単元に入った。実験が少ない単元なので、思考実験を通して「なぜそうなるのか」を大切にしながら授業をしていきたい。課題は以下の通り。 身近な里山には、以下のような生物がいる。この図の中に矢印を書き込んで、食物網を完成させ…

卒業の日を1ヶ月後に控えて

卒業の日まで約1ヶ月である。中学校の卒業直前のこの時期は、生徒は受験&受験勉強、教師は進路業務に追われ、息つく暇もなく過ぎていく。そんな日々に忙殺されながらも、卒業の日をどんな風に迎えるのか、そして最後の日にどんなメッセージを送るのかにつ…

大気圧

力のラスト。まず大気圧の大きさを数字で示し、吸盤を使って体感した後で課題に入った。 簡易真空容器に風船を入れ、ポンプを引いて容器の中の空気を抜くと、風船はふくらむ。この実験を実際に行い、なぜ風船がふくらむのか、その理由を自分の言葉で3人に説…