光の世界「光の反射の法則を調べ、説明しよう」
鏡と光源装置と記録用紙を与え、「光の反射の法則」とは何かを明らかにする授業。導き出した法則の正しさよりも、その法則を考え出すに至った過程を丁寧に見取るのが教師の役目。
中学校理科において最初に登場する「法則」なので、授業の最初に「法則とは、いつ誰がどんな実験をしても当てはまる決まりのこと」という話をする。普遍性・再現性こそ科学なのだ。その点、あまりいい例えではないかも知れないが、普遍性・再現性がなかったために認められなかったのがSTAP細胞、という話をすると生徒たちは深く納得してくれる。