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地方中学理科教師/アクティブ・ラーニング/『学び合い』/アドラー心理学/コーチング/

火山の形

 1年生もやっと最後の大単元。先日噴火した桜島の映像を見せたり、火山の概要についてサラッと説明した後、課題に入った。課題は以下の通り。

  1. 雲仙普賢岳三原山の噴火の映像を参考にして、2つの火山の「色」「噴火のようす」「形」の違いを表にまとめる。
  2. 雲仙普賢岳三原山の形が大きく異なるのは、火山をつくるマグマのねばりけが違うからである。なぜマグマのねばりけが違うと火山の形が異なるのか、その理由を自分の言葉で3人に説明して、納得してもらえたらサインをもらう。納得してもらえなかったらアドバイスをもらい、よりわかりやすい説明にする。

 前のスクリーンでは雲仙普賢岳三原山の噴火の映像をエンドレスで流しておいて、いつでも見られるようにした。ある生徒が「ねばりけが強い=納豆」「ねばりけが弱い=普通のかたい豆」という大豆モデル?で説明していて、なるほどと膝を打った。生徒にとってはやはりねばりけと言えば納豆なのだろう。

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 マグマのねばりけが違うと火山の形が異なることについて説明する課題はクリアできたが、むしろ「雲仙普賢岳=激しい爆発的な噴火」「三原山=おだやかな噴火」という部分に生徒は引っかかったようだ。確かに画像のような三原山の噴火の方が「派手」ではある。何をもって「激しさ」を判断するのか、その基準が不明瞭と言える。

 火口付近でマグマを撮影したような映像は、確かに三原山のような火山(楯状火山)ばかりである。それだけ火口に近づける=おだやかな噴火、ということだろうか。調べてみると雲仙普賢岳のような流紋岩質マグマの方がより高い圧力にまで達してから噴火する、と書かれているが、生徒が納得できるかというと難しい。