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学級経営のゴールとは何か

 3月に入った。今年は卒業学年の担任なので、最後の日まで約10日程。

 ここ数年、この時期になると「学級経営のゴールとは何なのだろう?」とよく考えている。最後の日に子どもたちが涙に暮れ、「4月からも先生がいい~」などと言いながら担任に擦り寄ってくる光景がよく美談として語られるが、果たしてそれが理想なのだろうか。子どもたちにそう言ってもらえるとしたらもちろん悪い気はしないが、その子どもたちが特定の教師に依存してしまうという状態になってしまったとしたら、来るべき未来は決して明るいとは言えないだろう。子どもたちがいかに「自立したか」「大人になったか」を重視するのならば、「先生がいなくても自分たちはやっていけますよ」とクールに言い放ってくれた方が、学級経営は成功だった、と言えるのではないだろうか。

 そう考えると、教師の仕事というのはとても寂しいものだ。堀裕嗣先生のおっしゃる、教師に必要な「孤独に耐えながらもいつも笑っている」力とは、まさにこのことを指しているのだと思う。

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