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むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく、おもしろいことをまじめに、まじめなことをゆかいに、そしてゆかいなことはあくまでゆかいに

卒業式を終えて

 卒業式が終わってからというもの、出張やら会議やら書類やら帳簿やらに追われ、やっと少し落ち着いた。卒業式後の方が忙しかったようにも思う。

 

 3年間持ち上がりで担任をさせてもらった卒業生を、先日無事送り出すことができた。3年間も一緒に過ごすと、日々の授業やいろんな行事、さらにいろんな生徒指導の案件や受験などを共に乗り越えてきたという意味で、言うなれば「戦友」のような一体感を感じた。

 サプライズでもらったメッセージの中には、「大人」とか「幸せ」とか、1年間語ってきた言葉が散りばめられていたことが嬉しかった。幸せになってほしいと心から願うことができる生徒たちだった。

 

 初めて3年間持ち上がりを経験して、やっと中学校教師としてのスタートラインに立ったような心境だ。何よりも子どもたちのおかげに他ならない。最後の学活でも話したのだが、私は最初から「先生」だったのではなく、子どもたちが「先生」と呼んでくれたから私は「先生」でいられたのだ、ということをひしひしと感じる。この経験を自信にして、4月以降は自分自身も新たなステージに進んでいきたい。f:id:soulbomber:20160317222002j:plain