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地方中学理科教師/アクティブ・ラーニング/『学び合い』/アドラー心理学/コーチング/

大阪『学び合い』SORAの会に参加して

 1月の群馬のセミナーに引き続き、今回は大阪へ。北陸新幹線を使って片道4時間以上かかった群馬に比べ、大阪は気軽にホイッと行ける感じ。さらに会場が枚方で、京都に縁がある身にとっては懐かしの京阪沿線ということもあり、自分は関西圏の人間であることを再確認。1月の群馬で関東地方の方々と、今回は関西地方の方々とつながりが生まれ、ますます楽しくなってきた。

 

 今回もmaya-1先生のご講演はもちろん、フリートークでも実践経験豊富な方々のお話をたくさん聞くことができた。その一方で、大した経験もないくせに生意気にも『学び合い』実践者として緑色の名札を付けてしまったせいで、『学び合い』を始めようとされている方々から質問をお受けすることも多かった。しかし、教える立場になることによって自らの学びが深まる、というのは『学び合い』のセオリーなので、僭越ながら自分の考えていることなども積極的にお伝えするようにした。

 

 以下、個人的に心に残ったことのメモ。

 

「アクティブ・ラーニングは小・中学校では既に行われている」という風潮がある

 早くもアクティブ・ラーニングに対する誤解?が広まってはいないか。「アクティブ=活動」という認識から、とにかくペア活動やグループ活動などが入っていればOK、みたいな空気があるが、そんなに簡単なものではない。文科省の定義では「学修者が能動的に学修することによって、認知的、倫理的社会的能力、 教養、知識、経験を含めた汎用的能力の育成を図る」とある。倫理や社会的能力にまで踏み込まないといけないのだ。

 

SSTを教科の授業で行うのが『学び合い』

  SST(ソーシャル・スキル・トレーニング)は道徳や特活の時間だけで行われていることが多い。それを日々の授業で可能にするのがアクティブ・ラーニングであり、『学び合い』である。

 

教える教科について詳しくない方が『学び合い』はやりやすい?

 教科の専門家はどうしても自分が教えたくなってしまう。また、時間をかけて学ぼうとする生徒を待てない。「先生も一緒に学ぶ」というスタンスの方が『学び合い』には適している。

 

小・中・高の中で『学び合い』が遅れているのは中学校

 中学校は校内の教科部会の縛りが強い傾向があり、なかなか実践できないのではないか。また、「中学校での生徒指導はいかに生徒を”シメる”かどうかが肝要」という考え方が依然として根強いことも理由?

 

学校という場所はどこよりも民主的でなければならない

 しかし実際は…?