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むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく、おもしろいことをまじめに、まじめなことをゆかいに、そしてゆかいなことはあくまでゆかいに

最初の1ヶ月を終えて

 早くも4月が終わろうとしている。授業が始まって3週間が経ち、担任クラスを含め、各学級の表情が少しずつ見えてきた。

 担任クラスは、予想に反して非常に落ち着いている。活発な男子によくいるような、教師の言葉に素速く大声で反応する生徒がいない。これまでの一斉授業では、そういう生徒がいてくれるお陰で授業が進んでいた部分があったが、『学び合い』ではいようがいまいが全く気にならない。むしろ、これまでそういった生徒とのやり取りを中心に授業を進めてきたということは、アクティブなのは教師とその生徒だけであって、他の生徒のことを見てこなかったということに他ならない。事実、課題を与えて「さあどうぞ」と言った後の動きは、担当している4クラスの中では担任クラスがピカイチである。こちら側の意図するところを最もよく理解してくれているのだろう。

 3年生はどのクラスも順調な滑り出しだったものの、だんだんと課題が難しくなり、徐々に停滞ムードが見られるようになってきた。しかし、「達成困難な課題に対してこそ、このクラスのチームとしての本当の力が問われる」と発破をかけながら進めている。

 また、1年生は入学時の緊張感が薄れてきたのか、課題達成に対してやや雑な面が見られてくるようになってきた。そこで、授業のラストに本当に課題ができているかを確かめながら、学びの質を高めることに努めている。

 

 とりあえず授業が流れていることに油断せず、1回1回の授業をしっかりと見取っていかなければ。5月はいよいよ定期テスト。結果にもこだわりたい。

 

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