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むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく、おもしろいことをまじめに、まじめなことをゆかいに、そしてゆかいなことはあくまでゆかいに

2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

10円玉磨き

1年生は新しい大単元「身のまわりの物質」に入った。1時間目は導入も兼ねて、金属研磨剤「ピカール」でひたすら10円玉を磨く実験を行い、その結果を使って金属光沢について説明する、という課題を与えた。このピカールによる10円玉磨きは、初任校で先輩の…

アクティブの意味

先日、地域の中学校理科の先生方でつくる研究団体の研究集会に参加した。ブロック内の代表校の実践発表をお聞きし、8月に行われる県全体での発表のために参加者の先生方が意見や助言を伝える、というものだ。 テーマは「モデル化」で、粒子モデルなどの構築…

花粉管はゼラチン溶液でも伸びるのか?

とある生徒が「花粉管ってゼラチンでやっても伸びるんですか?」という疑問を口にしていたので、実際に実験を行った。 砂糖水の濃度は寒天でやった場合と同じ6%。加えるゼラチンの量は、いつも寒天で作る場合は一般的なゼリーよりも固めなので、箱に書かれ…

続・『学び合い』授業を参観していただいて

修学旅行をはさんで前回に引き続き、日頃お世話になっている地元大学の先生に、『学び合い』の授業を参加していただいた。 最初は1年生の小単元「植物の分類」1時間目。今回も前回同様、単元全体のまとめ的な要素が強く、一斉授業であれば教師主導の説明で…

花粉管の観察

細胞分裂の観察の次は花粉管の伸長の観察。前日に寒天溶液に入れる砂糖を多めにしたところ、花粉が破裂したりしてあまり花粉管が伸びなかったので、今日は6%砂糖水100g+粉末寒天2gで調整したところ、面白いくらいニョキニョキ伸びた。花粉は毎度お…

お客様=生徒?教師?

修学旅行2日目の午前中に、ものづくり体験の引率をした。東京の下町で金属加工を請け負っている小さな企業を訪問させていただき、業務内容の説明や工場見学の後、実際に金属の製品づくりに取り組むという内容であった。従業員は30~40名程度の小規模な…

修学旅行を終えて

修学旅行は2年連続の引率となった。去年は初めての全体総括として、企画の段階から中心的に関わってきたが、今年は昨年度から企画を温めてこられた別の先生が全体総括を務められ、私はその先生をサポートする担任の1人としての引率となった。その全体総括…

細胞分裂の観察

毎年恒例、3年生の細胞分裂の観察。ここ何年かうまく観察できないことが多かったが、今年は教科書の写真のような細胞分裂の様子がバッチリ見えた。しかもうまく写真も撮れて嬉しくなったのでブログに載せておこう。 ネギの種子から出た根(蒔いてから5日目…

附属中教育研究集会

金曜日は地元国立大学の教育学部附属中学校の教育研究集会に参加。午前中2時間の参観授業に加えて、午後は分科会&シンポジウム。途中に全校音楽の練習や生徒会等の発表など、生徒主体の活動の様子も見せていただいた。数年前に1泊2日で京都教育大学附属…

『学び合い』授業を参観していただいて

先月は自分が大阪まで馳せ参じて『学び合い』の授業参観をさせてもらったが、今回は自分の授業を日頃お世話になっている大学の先生や学生・院生の方々に参観していただいた。 内容は3年生の小単元「生物の成長と生殖」の1時間目。次時のタマネギの細胞分裂…