教材
月曜日が振替休日だったので、いちごに目がない2歳の長男を連れて県内のいちご狩り施設へ。思えば人生において果物狩りに行くのは初めての経験だったが、今の時代に合わせていろいろと洗練されていて面白かった。 ビニールハウスの中はとても清潔で、高設栽…
中学校理科の最後の最後に登場する実験。サブ的な扱いの実験で、かつ毎年年度末の入試前後の時期に当たるのであまりきちんとやってこなかった実験なのだが、課題が早く終わった班の数名の生徒が自主的に取り組んだ。 校舎裏の土を適当に採取して、教科書の指…
年度も後半に入り、どの学年の授業も小単元丸ごとの『学び合い』に移行している。1年生は「水溶液の性質」を7時間で全員説明できるように理解する、というのを課題にして取り組んでいる(これまでの小単元では、ガスバーナーの操作や水素の発生などがあっ…
1年生は新しい大単元「身のまわりの物質」に入った。1時間目は導入も兼ねて、金属研磨剤「ピカール」でひたすら10円玉を磨く実験を行い、その結果を使って金属光沢について説明する、という課題を与えた。このピカールによる10円玉磨きは、初任校で先輩の…
とある生徒が「花粉管ってゼラチンでやっても伸びるんですか?」という疑問を口にしていたので、実際に実験を行った。 砂糖水の濃度は寒天でやった場合と同じ6%。加えるゼラチンの量は、いつも寒天で作る場合は一般的なゼリーよりも固めなので、箱に書かれ…
細胞分裂の観察の次は花粉管の伸長の観察。前日に寒天溶液に入れる砂糖を多めにしたところ、花粉が破裂したりしてあまり花粉管が伸びなかったので、今日は6%砂糖水100g+粉末寒天2gで調整したところ、面白いくらいニョキニョキ伸びた。花粉は毎度お…
毎年恒例、3年生の細胞分裂の観察。ここ何年かうまく観察できないことが多かったが、今年は教科書の写真のような細胞分裂の様子がバッチリ見えた。しかもうまく写真も撮れて嬉しくなったのでブログに載せておこう。 ネギの種子から出た根(蒔いてから5日目…
理科の先生の中には、教科書に載っている実験に対して否定的な方々がいる(中には極端なほど毛嫌いする方もたまにいらっしゃる)。確かに、中にはなかなかうまくいかないような実験があったり、こっちの実験の方がやりやすいのにな、と思ったりすることは結…
中1で水溶液の単元では、物質の種類によって溶解度が異なるという内容を扱う。特に温度による溶解度の変化について、食塩はそ変化が小さく、硝酸カリウムは変化が大きい。このことから、硝酸カリウムは温度変化により結晶を取り出せるが(再結晶)、食塩は…