平成のテニスコート大改修
勤務校のテニス部顧問となって3年目。やろうやろうと思っていたテニスコート大改修に着手した。
1つ目は、ラインテープ張り替え。
老朽化により、ラインテープが剥がれてしまったり、ラインテープのところだけ土が盛り上がったりして危険な状態が続いていた。これまで部分的な補修は行ってきたが、もういい加減限界なので思い切って挑戦。
2つ目は、コート土ならし。
長年の使用によりコート内の土砂が流出してしまっているため、コート内から外へ排水ができない上、表面も凸凹でイレギュラーになるボールが多かった。そこで、ラインテープを剥がすのを機にコート内に土を入れて一気にならすことで、排水可能かつフラットなコートにしようという作戦。
冬休みの活動を利用して、「体育館でボールを打つチーム」「コートで作業をするチーム」に分けて進めた。部員が多いので、チーム分けすることでボールを打つチームが安全にたくさん打てるというメリットもある。いざ生徒と一緒にやってみると意外と重労働。中には土のさらに下に大昔のラインテープが眠っていたりしていて閉口した。
何とか年内に一通りの作業を終えることができたが、ラインテープのない更地のコートを見ると「やってしまった…」「もはや後戻りはできない…」という感情が強い。春に上手にラインテープが貼れるのだろうか。心配。