「アクティブ・ラーニングを実現する! 『学び合い』道徳授業プラン」西川純、松下行則

アクティブ・ラーニングを実現する! 『学び合い』道徳授業プラン

 　昨年度は「理科のALLアクティブ・ラーニング化」についての端緒をつかむことができたので、今年度はぜひ「道徳のALLアクティブ・ラーニング化」に取り組みたい！と思い早速購入（Amazonではまだ発売していないのだが、明治図書onlineなら買うことができた）。

　道徳授業に関しては、著名な先生による机間指導や意図的指名などの一斉授業形式の方法論について、校内研究で長期間に渡り詳しく学んだことがある。これまで見よう見まねで真似をしようと試み、とりあえず形にはなったような気がしていた。しかし、実際は高い技術を体得するには程遠く、表面的な模倣に過ぎないのではないかという思いも捨てきれずにいた。そんな中、「道徳の教科化」などの時代の趨勢もあり、今こそアクティブ・ラーニングへのパラダイムシフトが必要なのではないかと考えるようになった。

　早速担任クラスで授業に活かしていきたいが、今年度は『学び合い』を通じて、「アクティブ・ラーニングを通してどんな力を高めようとしているか」についてクラス内でのコンセンサスが得られていると感じているので、きっと抵抗なく導入できるような気がしている。